『この国の主権者は国民』
今、学び集い、そして、ネットワークへ   弁護士 加藤洪太郎
   
 
平和政策の積極的展開でこそ
  戦後六〇年、貫き通した非戦政策のもと、わが国は滅亡から立ち上がり今日の経済社会そして生活を得ました。他方、この間も戦争を仕掛けられた国々はもちろん仕掛けた国も、その経済の困難や発展の遅れ、その国民が受けた惨禍をみるとき、いっそう平和の環境づくりの必要を痛感します。
三代目は店を潰す?
  「創業者が苦労し、二代目は楽をし、三代目はこれを潰す」の格言どおり、廃墟の中から平和国家を立ち上げた第一世代、親の苦労をみながら平和をかみしめてきた第二世代、そして平和を「自然の産物」と錯覚しかねない第三世代・・・・大丈夫かな?
あたらしい平和づくりの自信
  だが日本には希望が見える。この愛知でも昨年の夏から始まった前後一〇回に及ぶ連続憲法講座は毎回とも盛況。一一月三日の『憲法九条を守ろう県民の集い』には、開場前から長蛇の列。そして二千名の会場に三千二百名が押しかける熱気の中で、津々浦々での9条の会づくりとそのネットワーク展開の自信を誰もが抱いた。
下支えに加わり一隅照らさん
  この間、当法律事務所もこれら企画の事務局事務所をお引き受けし、下支えに加わって参りました。至らぬこと多いのですが皆様のご叱責の下、われも一隅を照らさんとの気概ですので、皆様方と共に歩ませて下さい。

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