２００５年１０月２９日、大連日本法律事務所開設五周年記念の講演会・晩餐館が大連市内の「棒錘島賓館」で行われた。
中国の政府要人が使うこのような施設で記念式典が出来ることも、この五年間の間に培った信頼の成果であろう。
記念式典は加藤洪太郎弁護士の主催者挨拶から始まり、記念講演では小島衣料の社長と大阪の大江橋法律事務所の
塚本宏明弁護士から貴重な話を伺った。
中国でのリーガルサービスの難しさを改めて実感するとともに、その重要性も再認識した。
　 小泉首相の靖国参拝問題などもあり、日中関係は政治的には上手くいっているとは言えない。
しかし、そのような時だからこそ、双方の紛争を法的に、理性を持って解決していく姿勢が求められる。
その積み重ねが日中双方の信頼関係を高めていくこととなろう。
　 その意味でもますます大連日本法律事務所の重要性が高まっている。
今後の大連事務所の発展を私も微力ながら支えていきたい。