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中国・大連司法局の一行、第一法律事務所を訪問

弁護士  加藤洪太郎

 2000年11月1日、当事務所は、大連(中国・遼寧省)司法局副局長である孫女史はじめ一行7名の中国からのお客様の訪問を受けました。殆どが弁護士(中国では律師という)。2000年8月、大阪の法円坂法律事務所と東京の菅原哲朗法律事務所と協同して『名古屋第一法律事務所大連事務所』を正式認可を得て開設しました。今回の訪問はこれに応えての表敬訪問。
 何はともあれ尾張名古屋へ来られた以上は菊人形の名古屋城を見物。そのあと事務所に戻り、当事務所の扱う分野の説明、日本の法律事務所の実際、法律事務所事務局の果たす役割、日本の司法制度のあらまし、等々のレクチャーを行ったあと、ビル5階ワンフロアー約130坪体勢となって間もない事務所の内部の見学。夜は歓迎の一席となり盛り上がりました。
 大勢で交流するため通訳を務める仲間も大わらわ。一行の側からは当事務所と提携関係にある大連銀信律師事務所の律師于虹女史が通訳。当事務所側からは、中国法担当事務局の李さんとアルバイトの杜さん、加えて当事務所で研修中の台湾律師の黄さん、そして応援に駆けつけた中国人の友人など4名が通訳。総勢5名による豊富な通訳陣で誰もが十分に交流。日中の法律事務所事情について相互理解を深めることができました。

 2月7日には中国の法律環境についてセミナー開催

 大連事務所開設を記念し、大連から3名の中国弁護士を招聘しての企画
 今後の予定として、2001年2月7日には当事務所の大連事務所開設を記念し、大連から3名の中国の弁護士を招聘し、名古屋で公開セミナーを開催します。中国進出を考える方々への情報提供が目的。現地の実務情報が親身に訊けるような企画としたいと準備中です。皆さまのご参加を歓迎します。